毒草：ガガイモ

ガガイモ

空き地の藪や草地に自生するつる性の植物です。夏に淡い紫色の花を咲かせます。古名の「カガミイモ」が訛って「ガガイモ」となったそうですが、さて「カガミイモ」の由来は･･･？

毒草名	ガガイモ、ゴガミ、クサパンヤ、カガミイモ、羅摩（かがみ）、クサワタ
学　名	Metaplexis japonica MAKINO
特　性	ガガイモ科ガガイモ属、草地に自生する蔓性多年草
花　期	８月
毒部位	汁液
成　分	シナンコトキシン（Sinankotokisin）、シナンコゲニン、プレグナン配糖体
症　状	皮膚炎

少彦名命（スクナヒコナノミコト）が乗っていた天之羅摩船（アメノカガミノフネ）とはこの実を二つに割っって作った船だったと伝えられています。

白花もあります。

≪MEMO≫
・地下茎は横に長～く這っている。
・羅摩（かがみ）：ガガイモの漢名。「大國主神坐出雲之御大之御前時、自波穗乘天之羅摩船而、内剥鵝皮剥、爲衣服、有歸來神。」
・左巻き